読んでほしい絵本

第10回ひらつな祭(2021年)

読んでほしい絵本

ひらつな祭から何回も寄せ書き(繋だるま)や義援金を送っている、岩手県大槌町。
そこで実際にあることに端を発した「風の電話」と言う絵本があります。

大槌町の佐々木さんという方が、遺族のお役に立てばとお庭に電話ボックスを置きました。
黒のダイヤル式電話(電話線無)で、今までに家族や親しい方を亡くされた何千人という方々が
遠隔地からも来られてこの電話で、天国の方々に話しかけられてきました。
仏壇やお墓に心で話すことも大事ですが、本当に悲しい時は思い切り声を出し、
亡くなられた方に語り掛けることが大切なのかな?と思います。

このお話を絵本作家の「いもとようこ」さんが人を動物に変えて絵本にしました。

私(篠原)が2011年8月、最初に被災地に行ったのが大槌町の「おおつち保育園」。
支援物資(幼児一人ずつ渡せるようにリュックに支援物資が入っているもの)を
お届けしたのが大槌町とのご縁の始まりでした。

この園で実際にあった悲しいお話が絵本になました。
静岡県ボランティア協会発行「あの日 おおつち保育園 3.11」は1冊900円でお分けできます。
他にも様々な資料をご用意していますので、是非市民プラザでご覧ください。

被災地支援ショップかえる:篠原

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